3月1~7日は春の全国火災予防運動。空気が乾燥し、風が強い春が火災が起こりやすい季節。大切な命と財産を守るため、火災発生の状況や防火のポイントを確認しよう。(生活取材班)
※データは東広島市、2024年速報値

発生件数のうち原因が火入れとたき火の割合 31%(26件)
【東広島市消防局より】
野焼きや草や木ごみなど、屋外での焼却から火災になったと推測される火災が全体の31%を占めています。原則、屋外での焼却は禁止されています。火災から地域を守るために、また、自身が負傷しないよう、火災予防への取り組みにご協力ください。
■火災による死傷者数
カッコ内は前年比
負傷者…7人(-3人)
死者……1人(+1人)

こんなことも火災の原因に
・コンロやろうそくの火が、衣服に燃え移った
・鍋などを火にかけたまま他のことをしていたり、寝てしまったりした
・電気機器が故障していた
・ストーブ(灯油・電気)などを消し忘れた
住宅防火 いのちを守る 10のポイント
4つの習慣
□寝たばこは絶対にしない、させない
□ストーブの周りに燃えやすいものを置かない
□こんろを使うときは火のそばを離れない
□コンセントはほこりを清掃し、不必要なプラグな抜く
6つの対策
□火災の発生を防ぐために、ストーブやこんろなどは安全装置の付いた機器を使用する
□火災の早期発見のために、住宅用火災警報器を定期に点検し、10年を目安に交換する
□火災の拡大を防ぐために、部屋を整理整頓し、寝具、衣類やカーテンは防炎品を使用する
□火災を小さいうちに消すために、消火器などを設置し、使い方を確かめておく
□お年寄りや身体の不自由な人は、避難経路と避難方法を常に確保し、備えておく
□防火防災訓練への参加、戸別訪問などにより、地域ぐるみの防火対策を行う