
案内表示や看板をリニューアル!円滑な流れを意識した動線へ
東広島市は、行政手続きの利便性向上を目的に、市民課窓口をリニューアルします。改修工事期間は11月1日~3日。リニューアル後の窓口運用開始は11月4日から。

今回のリニューアルでは、来庁者が目的の窓口に迷わずたどり着けるよう、視認性と誘導性に優れた案内表示を整備。さらに混雑を緩和するため、窓口の配置や待合スペースの動線を見直しています。リニューアルの総事業費は移設費用を含めて約2,010万円。

新しい窓口では、令和6年3月から証明書の発行手続きなどで導入されていた「書かない窓口」の仕組みを住所変更など異動手続きに拡大して取り入れます。職員が内容を聞き取り、申請書を代わりに作成する仕組みで、来庁者は記入の手間を減らすことができます。
さらに令和8年1月14日からは、住所変更に関連する手続きを一括で受け付ける「書かないワンストップ窓口」を開始する予定です。対象は市民課の住所変更、戸籍届出の一部、国民年金、国民健康保険、介護保険など。令和8年度以降は対象手続きの拡大を予定。また、親族の死亡に伴う手続きをまとめて行える窓口も事前予約制で設置する予定です。
「書かない窓口」及び「書かないワンストップ窓口」は、年間2万人の利用(令和6年度の実績による)が見込まれています。
同市高垣広徳市長は「来庁者の滞在時間短縮を図り、最終的にはオンライン申請を拡充し『行かない窓口』を目指していく」と話しています。
同市はすでに証明書申請や子育て手続きなどを市民ポータルサイトで受け付けており、来庁せずに申請できる仕組みも整えています。「書かない窓口」とあわせて、対面、オンラインの両面から利便性の向上を進めてく方針です。














