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(THU)

離れていても根がつながる「竹」から学ぶ 「竹の本」を制作 竹原市立中通小学校

  • 2021/09/15

成果を発表する児童

 

 竹原市立中通小学校(佐々木泰治校長)6年生14人は4月22日、「竹の本」の制作発表会を開いた。

 昨年度の「総合的な学習」で同市の市木、竹について学んだ児童たちは調べたことを多くの人に伝え、興味を持ってもらいたいとの思いから「竹の本」を作製した。発表会では、体験学習でお世話になった「竹の駅」代表者・坂元静馬さんに5冊を進呈し、喜ばれた。

 竹は離れていても根でつながっており、節があることで倒れても元に戻る強さがある。「竹の本」づくりを通して児童たちは「仲間と支えあうこと、辛いことがあっても起き上がること」を学んだ。

 植木美優さんは「みんなで下書きから取り組んだ。春休みにも学校に来て頑張って作った」と本が完成した喜びを話していた。同小では、10年前から「竹」の和紙で自分たちの卒業証書を手作りしている。(小林)

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