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移動スーパー「とくし丸」スタート 買い物弱者支援、地域見守りも

  • 2021/06/02

生鮮食品や日用品などを販売する「移動スーパー・とくし丸」

 

食品スーパーマーケット「ショージ」を展開している西條商事(蔵田至社長)は1月23日、「移動スーパー・とくし丸」の出発式を東広島市西条岡町のショージエスタ店の駐車場で行った。

 

移動スーパーは、高齢者ら日常の買い物を困難に感じる買い物弱者の支援と、地域の見守り活動に協力するために計画。全国で移動スーパー事業を展開しているとくし丸と提携した。

 

とくし丸は軽トラックで冷蔵庫を備え、約500種類1300点の生鮮食品や日用品などをそろえている。ショージエスタ店から約3圏内の北側と南側の2コースで、週に2回ずつ巡回する。

 

利用者との対面販売で、利用者の健康状態の異変などを察知できることから、西條商事では昨年12月、市や市社協などと地域見守り活動に関する協定を結んだ。

 

蔵田社長は「小さな軽トラックが大きな役割を果たせるように取り組んでいきたい」とあいさつ。蔵田亮常務は「今後は、とくし丸を任せる個人事業主を募集して、提携していきたい。地域の役に立てば」と話していた。
(石田)

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