東広島署は2月9日、特殊詐欺被害を未然に防いだ、西高屋駅前郵便局とセブンイレブン黒瀬春日野店に感謝状を贈呈した。同署であった贈呈式には、同郵便局から松井宏美課長代理が、同店から本﨑裕壮店長と店員の庄境真由美さんが出席し、山田谷清署長から感謝状を受け取った。
同郵便局には昨年12月28日、60代男性が高額の現金を現金書留で送付しようとしたことを不審に思い、松井課長代理が声を掛けたところ、男性が「サイトを見て高額な請求が来た」などと答えたので、詐欺と判断。警察に通報し、被害を防いだ。
同店には1月5日、60代男性が10万円分の電子マネーギフト券を購入しようとしたことを不審に思い、庄境さんが声を掛けたことで、男性が詐欺に気付き、被害を防いだ。
松井課長代理は「誰でも被害に遭う可能性があるので、これからも気を付けていきたい」、本 店長は「おかしいなと思ったら、お客さまに声掛けのタイミングを忘れないようにしていきたい」と話していた。
(石田)