
文部科学省から贈られた表彰状と盾を持つ(左から)同クラブの池内剛指導部長と山田代表
創立40周年を迎えた、黒瀬スイミングクラブスポーツ少年団がこのほど、文部科学省から「平成30年度生涯スポーツ優良団体表彰」を受けた。
同賞は、地域のスポーツ振興に成果を上げた団体を表彰するもので、今回は全国から114団体、県内では同クラブを含む3団体が受賞した。
同クラブは1978年に設立。当時、泳げない子どもたちが多かったことから、黒瀬町の関係者たちが働きかけクラブをスタート。39年間で約600人が卒団した。保護者や地域住民たちが、指導を行い、水泳を通して礼儀作法なども教える。クラブの運営は保護者が担い、年間4回ほどバス旅行やキャンプなどを企画。水泳以外での交流にも力を入れている。現在は、黒瀬屋内プール(黒瀬町楢原)で週4回活動。小1〜中3まで115人が町内外から通っている。
同クラブの山田正太郎代表は「創立40周年を迎えた年に賞をいただき、身の引き締まる思い。50年、100年と続けていきたい」と意気込んだ。
11月11日は、創立40周年記念事業として3時間の「水泳マラソン」を行い、グランラセーレ東広島で祝賀会が催される。
(茨木)