子どもたちに、障害者スポーツ選手との交流を通して、パラスポーツや人権への理解を深めてもらおうと、東広島市河内町河戸の市立河内西小で10月30日、「障害者スポーツ人権教室」が開かれた。全児童25人が車いすバスケットボールを体験した。
県障害者スポーツ協会に所属する車いすバスケットボールチーム「広島Rise」と「広島Greeen」の選手3人が、子どもたちに競技のルールや車いすの扱い方を説明した。その後、児童は5チームに分かれ、選手に助けられながら試合を楽しんだ。選手たちは、子どもたちに「パラスポーツは健常者でも楽しめるスポーツ。大人になったらみんなもやってみて」と語り掛けた。5年の石川円さんは「チームメートがボールを回してくれてうれしかった。言葉を優しくして、周りの人を大切にしたいと感じた」と話していた。
同教室は広島法務局東広島支局、東広島竹原人権擁護委員協議会などの共催。11月10日に市立中央中学校で開かれ、12月13日には市立吉川小学校でも開く。
(茨木)
小学生が車いすバスケを体験 パラスポーツ通して人権学ぶ 河内西小の25人
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