
県大会には県内から75チームが出場。上黒瀬は、3回戦で昭和南バレーボールクラブ(呉市)に1セットを奪われ苦戦するシーンもあったが、ほぼストレート勝ちで決勝戦へ。決勝戦では、強豪チームの千田西深津(福山市)と対戦。「相手が守りを固める前に速い攻撃で崩す」という上黒瀬らしい試合運びで頂点に立った。
主将の岡日和さんは「(千田西深津は)背が高い選手が多いチームだけど、ライトの速い攻撃を使ったり、ブロックをはじいて点を取ったり、落ち着いて自分たちらしい戦い方ができた。全国大会でも、自分たちのプレーができるようにしたい」ときっぱり。小林直輝監督は「3回目の挑戦で初優勝し全国へ行ける。夏に続いて春も優勝を目指して頑張ってほしい。サーブで攻めて、拾ってつなげるコンビバレーができれば勝てるはず」と話していた。
全国大会には、47都道府県から各地の予選を勝ち抜いた48チームが出場する。
(茨木)