この酵母を使用することで、長期間、高温下でも老香が生じにくい日本酒を造ることができ、輸出の促進を支えると期待されている。
日本盛では、この酵母を使った日本酒をすでに商品化。しかし、酒蔵の規模によって発酵の経過が異なることから、同研究所は、今回の試験販売でさまざまな酒蔵からデータを集め、酵母に適した醸造方法を解明し、普及につなげたいとしている。遠山財務副大臣は「世界で、日本酒のおいしさが多くの人々に理解され、好きになってもらえる大きな一歩となる」と話していた。(橋本)

2022/08/08
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2022/08/07
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