東広島市高屋うめの辺の近畿大学工学部は、高美が丘地区社協が運営する地域サロンの取り組みを紹介する動画を作成し、学園祭「うめの辺祭」のホームページ上で公開する。同地区社協では、2年前から地域サロンなどで制作した絵画や陶芸を学園祭で展示していた。今年は新型コロナ感染拡大防止のため、展示はなく、オンラインでサロンの取り組みを紹介することにした。
動画は、同大生が地域サロン3カ所を訪れ撮影した。2020年9月11日には、3年生で文化会本部副会長展示部長の松田隆佑さんが、同町杵原の杵原上集会所で行われているサロン「はなみずき」を訪問、健康体操に取り組んでいる様子などを真剣な表情で撮影し取材した。
松田さんは「今回の取材で、地域の人と交流できるありがたい機会をもらえた。少しでも多くの人に活動を知ってもらえるよう、良いものを作りたい」と力強く話していた。はなみずき代表の檜山康子さんは「今まで近大生と話す機会がなかったので、取材に来てもらいみんな喜んでいる。これを機に交流を続けていけたらうれしい」と笑顔だった。
制作した動画は、10月18日午後3時からオンラインで開催される「第62回 うめの辺祭」で公開する。