SDGs未来都市東広島推進パートナーの取り組みを紹介!
地域食材生かし商品開発 マルイチ商店
加工品で地域を元気に
安芸津町の「マルイチ商店」は、1897年の創業時から同町の三津湾で採れた海産物を扱ってきた卸売業者。現在は広島県産のカキを中心とした商品を取り扱う。
旬のあるカキは販売時期が限定されるため、それ以外の時期にも販売するものとして加工品の開発を始めた。
加工品の材料には安芸津町をはじめとし、東広島市、瀬戸内海産の食材を積極的に使用。
地元食材にこだわった「牡蠣のまるごとせんべい」
2010年に発売した「牡蠣まるごとせんべい」は主原料に安芸津産の「まる赤」じゃがいもを使い、安芸津町で採れたカキを丸ごと1粒入れた。
若い世代にもカキのおいしさを知ってもらい消費を盛り上げようと、安芸津町産のレモンを使ったアヒージョやレモンオリーブオイル漬けなどを瓶詰にして販売。
これまでに開発した商品は約40種類になる。
また、一年を通して生産者からカキを仕入れ、同社で加工し、その時期に採れる海産物の乾物などの季節商品と合わせて、消費者に届ける仕組みを生み出した。
工場の一角には商品の販売所「オイスターキッチン・マルイチ」を設けた。
柏迫一正専務は、「安芸津に来られた方の立ち寄り場に」と地域のにぎわいづくりも目指す。
塩分濃度の高い安芸津の海が濃厚なカキをつくる
「瀬戸内の自然の恵みを消費者へ届けることで、瀬戸内海の環境に目を向けるきっかけになれば」と柏迫専務。
今後は、瀬戸内海の豊かさを守っていくための保全活動に積極的に取り組んでいく計画だ。
学び続けられる場の提供 Tera賀茂塾
未来のための人づくり
西条町寺家の「Tera賀茂塾」は学びの場で、現在3歳から83歳までが通う。年齢、性別に関係なく誰もが学び続けられる場を提供することで、自ら学んで成長していける人づくりに取り組む。
現在、シニア会員40人、子ども会員70人で、午後の早い時間まではシニア世代の居場所となり、放課後は子どもたちの学びの場になる。
さまざまな世代が集まり笑顔あふれる卓球教室
教室は、卓球やヨガなどのスポーツ教室を中心に、陶芸や音楽などの文化芸術教室、パソコンや動画編集、プログラミングといった職業訓練につながる教室もある。
そのほか、子どもたちの学習支援、会員でなくても参加できる野菜づくり体験教室など多岐にわたる。
技術を学ぶ場ではなく、先を読む力や考える力、発信する力を養い、協力することや芸術を楽しむ喜び、学びが仕事につながることを体験する場。
「やらされるのではなく、自らが目的をもって取り組めることを見つけ、自分を成長させるきかっけにしてほしい」と茂谷幸弘代表。
「誰一人取り残すことなく学びの場を提供したい」という思いから、手軽に利用できる料金に設定。
経済的な理由で参加が難しい場合には活動を手伝った対価で塾に通える仕組みづくりも検討中。
地域の習い事教室との連携、何かやりたい人に活動の場として提供する考えもある。「未来のための人づくりという同じ志を持つ人とつながりたい」と話す。
SDGs未来都市東広島推進パートナーを募集
東広島市は、SDGsに積極的に取り組んでいる企業や団体などを登録する「SDGs未来都市東広島推進パートナー制度」を導入している。
登録時にSDGsの取り組みを宣言。パートナーの取り組みは、市の特設サイトなどを活用して、広く市内外にPRする。
パートナーに交付される宣言証(見本)
市総合政策課は「住み続けられるまち、今住んでいる人がさらに住みやすくなるまちとなるよう、一緒に取り組んでいきましょう」と呼び掛けている。
詳しくは市の ホームページ
または、市総合政策課082(420)0943へ。
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