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伯和ビクトリーズ 3年ぶり都市対抗に出場 「チームの力でまず1勝」

  • 2021/11/13
  • 2021/11/13

伯和ビクトリーズ
中国予選で最高殊勲選手に選ばれた主戦の平岡航投手。都市対抗でも活躍が期待される(提供写真)

 東広島市を本拠地に活動する社会人野球チームの伯和ビクトリーズが、11月28日から東京ドームで開かれる都市対抗野球大会に、3年ぶり10度目の出場を決めた。選手たちは「一戦必勝の気持ちで戦い抜きたい」と目を輝かせている。初戦は11月29日、四国銀行(高知市)と対戦する。(日川)

 

 2つの敗戦が、都市対抗出場の大きな原動力になった。一つは、今年6月に出場した日本選手権での初戦敗退だ。「全国舞台で敗れた悔しさは、全国舞台で返す」。内山孝起監督と選手全員がその思いを共有、練習でのモチベーションを高めた。

 

 もう一つは、都市対抗県予選(一次予選)・2回戦での大敗だ。かろうじて中国予選(二次予選)切符はつかんだが、ちょっとした気のゆるみが敗戦につながることを再確認した試合になった、という。

 

 そして迎えた中国予選。初戦でツネイシブルーパイレーツ(福山市)に会心の勝利を収めて波に乗り、シティライト岡山(岡山市)に勝った後の、第一代表決定戦で、県予選で敗れたJR西日本(広島市)に完勝。中国地区第一代表として本大会出場権を獲得した。 今季は日本選手権に続いての全国舞台。内山監督は「まさか、ここまで勝てるチームになるとは、というのが正直な思い。選手の成長を感じる」と目を細める。成長を促したのは、選手の自主性だ。選手自ら練習メニューを考案し取り組むことで、技術的な向上と合わせ、精神的にも強くなったという。

 

 今季の部員は25人。高校や大学で華々しい活躍をした選手はほとんどいないため、「チームの力で勝つ」のが伯和の野球だ。藤澤直樹主将(28)は「個々の力では、野球エリートが集まる大企業チームに劣るが、チームの結束力では絶対に負けない。選手一人一人が、チームが勝つためには何をすべきか、ということを分かっている」と力を込める。

 

 都市対抗では、2012年のベスト8が最高の成績。内山監督は「全国1勝が大きな目標。とにかく目の前の1試合に全力で挑む」ときっぱり。 都市対抗は文字通り市区町村単位で競う大会でもある。「東広島市代表として、東広島市を全国にアピールできる大会に」。全員の一致した思いだ。

 

◇中国予選で3試合に登板、最高殊勲選手に選ばれた平岡航投手(26)の話

 後輩を都市対抗に連れていってあげることができて、素直にうれしい。目標は1勝すること。前回は、初戦で負けたので、その思いは強い。中国予選のように、直球も変化球も低めに集め、打たせて取る投球を心掛けたい。西武ライオンズの高橋光成投手のように、相手に向かっていく気持ちを忘れないようにしたい。

 

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