アクアフェスタin福富実行委員会(渡井修会長)が11月13日、近年福富町に移住した人たちとの交流会を開いた。約20人の移住者と同委員会の運営委員が参加。地域のことを知る機会となった。
アクアフェスタin福富は、豊かな自然と水資源の大切さを知ってもらおう、と2000年から開催している。しかし、昨年度と今年度は、コロナ禍で中止となった。このため、「2年連続中止にすれば、地域の意欲も下がってしまう」と危惧し、イベントの形式を変えて福富町内の交流会を開くことにした。
この日、参加者はグループに分かれ、「今後どんなアクアフェスタにしていきたいか」「福富の資源と魅力はなにか」と意見交換した。参加した移住者は「アクアフェスタは20年も続き、今日もこんなに多くの人が集まった。年代を問わず情熱ある人や、専門技術を持つ人も多い。“人”は福富の資源だと思う」と語った。実行委員会も高齢化が進む中、運営委員は「イベントもマンネリ化しがち。若い世代に考えてもらうのは今後のためになる」と話していた。
(小林)