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事前学習で比治山大学の学生の話を聞く児童(提供写真)
児童自らの防犯力を高めようと、東広島市防犯連合会は昨年度から、小学校と協働した「地域安全マップ作り」に取り組んでいる。
地域の防犯ボランティア、警察署員、市役所の職員なども加わり、児童と一緒に通学路を実際に歩き、マップを作成している。昨年度、今年度は三永小と御薗宇小がそれぞれ実施した。
同連合会の久保田博己事務局長によると、子どもを対象にした犯罪の発生は、朝が2割、昼から夕方の時間帯で8割だという。「子ども自らが危険な場所を理解することが大切。東広島市内の小学校に地域安全マップ作りが広がっていけば」と話している。
(薗田)