「オンリーワン!」手作り楽しむ
JICA中国
手作りしたしめ縄飾りを手に笑顔の研修員
東広島市安芸津町風早の自立支援センターつばさで12月4日、JICA中国が受け入れをしている開発途上国の研修員と地域住民によるしめ縄飾り作りが行われました。
ベトナム、ラオス、インドネシアなど8カ国21人の研修員が参加し、同町の遊友クラブのメンバーらが指導しました。しめ縄作りが初めての研修員らは、悪戦苦闘しながらも、楽しそうにわらをなって、飾りを付けて完成させました。
バングラデシュのジャスミンさん(40)は「オンリーワン」と大喜び。テーブルを囲んでの交流タイムもあり、お互いがそれぞれの国について学んだひとときとなりました。
アドバイスを受けながら大中小の縄を重ねる研修員
バランスを取りながら飾りを取り付ける研修員
集中して わらをぎゅっぎゅっ
東広島シュタイナーこども園さくら
わらをなって作ったしめ縄を整える子ども
東広島市八本松町篠の東広島シュタイナーこども園さくらの園児9人とその家族がしめ縄作りに挑戦。
園児が育てた古代米のわらを使用。志和町の梶川日出夫さん(84)が作り方を指導しました。アドバイスを受けながら親子で協力し、わらの束をなって1本の縄にしたり、稲穂や万両、松葉などを取り付けたりして、しめ縄飾りを完成させました。
保坂潮音ちゃん(5)は「昨年も作ったので上手にできた」と笑顔。
全員が自分だけのしめ縄を作り、新しい年を迎える準備を整えました。
しめ縄飾りを手に笑顔でぱちり
写真・文 井川良成