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平原善松の漂流記を舞台に 安芸津町で講演・朗読会

  • 2021/12/22

望郷の海~漂流伝説~
東広島市安芸津町三津のあきつ万葉ホールで行われた文化講演会「漂流記の世界にせまる」
(広島県文化団体連合会、東広島市文化連盟主催)。
写真は朗読劇「望郷の海~漂流伝説~」(12月12日)

 江戸時代・文化年間のこと、木谷村(現・安芸津町木谷)所属の北前船が遠州灘沖で嵐に遭い、漂流。ハワイや東南アジア各地を転々とした末、木谷村へ無事帰還できたのは平原善松ただ1人だった―。

 

 その数奇な運命を再現する演劇があるというので見物に出掛けました。豊富な資料を駆使しての講演を聞いた後、地元の劇団「安楽夢(あらむ)」による朗読劇がありました。役者は台本を手にしているので、派手なパフォーマンスはできないのですが、事前に講演を聞いていたので、どういう場面かよく分かりました。画面の右端で熱演しているのが善松役です。

 

(フォトリポーター 船越雄治)

 

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