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無人直売所をオープン 地域の人とつながりを 障害者支援事業所・松賀苑

  • 2022/07/21
無人直売所matsuga縁

 東広島市西条町御薗宇の社会福祉法人爽裕会(今谷哲也理事長)が運営する障害者支援事業所松賀苑が7月1日、同苑の正面玄関横のラウンジに無人直売所「matsuga縁」をオープン。

 直売所には、同苑の利用者が育てた5種類のベビーリーフやコーヒー豆、ダンボールで作った猫の爪とぎとベッドの他、地域の人が育てた野菜、他の事業所の利用者が作ったパンや雑貨、手芸品などが並んでいる=写真。利用者自らが作った商品を直売所に出品し、地域の人に購入してもらうことで、働くことへの意欲や喜びになっているという。

 同苑副管理者の尾原佑思さんは「今後は地域の人と一緒にできる活動を探り、つながりを持ちたい」と話していた。直売所の収益は、利用者の工賃などになる。

 同事業所は、2002年に開所。約10年前からベビーリーフを水耕栽培し、近隣の飲食店などに販売している。直売所の営業時間は平日が午前8時~午後5時30分、祝日が午前8時~午後3時。定休日は、土・日曜日。

(山北)

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