ひろしま国際センターは7月9日、東広島市に住む外国人を対象にした「外国人のための防災フェア」を開催した。10カ国15人が広島大学で防災ワークショップに参加。全員が2018年の西日本豪雨災害後の来日で、地震や大雨など災害の多い日本で外国人が困ることのないよう災害時に役立つ多くのことを学んだ。
防災フェアの一環として、午後には福富町の「きこりや」で木工ワークショップを開催。参加者は鍋敷き作りに挑戦した。用意された6本の木片にドリルで穴をあけ、サンドペーパーできれいに磨きひもを通すと完成。ケニア出身のコリーンさんは「とても楽しかった、いろいろな物を作りたい」と木工にはまった様子だった。
(フォトリポーター・井川良成)