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西条農高 馬術部 全国舞台で成長実感 高校生の全日本大会で初戦敗退

  • 2022/09/12
馬のマックと笑顔で写真に納まる(左から)愛甲さん、小林さん、蔦さん(撮影・山北)
馬のマックと笑顔で写真に納まる(左から)愛甲さん、小林さん、蔦さん(撮影・山北)

 東広島市鏡山の県立西条農高(澄川利之校長)の馬術部(神原佑季監督)は7月に静岡県御殿場市で行われた、「第56回全日本高等学校馬術競技大会」(全日本高等学校馬術連盟主催)の団体戦に出場した。同大会へは、7年連続出場。

 全国大会には、地区大会を勝ち上がった36校108人の選手が出場。団体戦は、1チーム3人で出場し、約100㌢のバーを10個飛び越える「障害飛越競技」で、速さや正確さを競った。

 西条農は3年生の小林佳奈さんと愛甲結奏さん、蔦夏実さんの布陣で挑んだ。「昨年の3位を上回る成績」を目標に掲げたが、1回戦で敗退した。

 主将の小林さんは「優勝したいと思っていたので、1回戦で負けて悔しい」、副主将の愛甲さんは「全国の高校生が頑張っているのを見て、励みになった。人馬一体の馬術の魅力を感じた」、蔦さんは「全国に通用するくらいのレベルだったので、成長を感じた」と大会を振り返り、3人は「3年間活動してきたことを、これから生かしていきたい」と笑顔を見せた。神原監督は、「接戦だったので惜しかった。3年間、馬の世話などみんなで協力してよく頑張った」とたたえた。

(山北)

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