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一日カフェを生徒が企画運営 フリースクール「あいびぃ」 「自分が認められたようでうれしい」

  • 2022/10/18
  • 2022/10/16
来店客にケーキを運ぶ生徒(撮影・山北)
来店客にケーキを運ぶ生徒(撮影・山北)

 通信制の私立東林館高のサポート校である、民間のフリースクール「あいびぃ」(東広島市西条昭和町、田邊恭校長)は9月29日、生徒たちがカフェ体験を通して生き生きと過ごすきっかけになればと、生徒たちが企画運営する「あいびぃカフェ」を、ワールドカフェベース(同市西条本町)で初めて開いた。

 あいびぃで学ぶ中高生は、7月からカフェプロジェクトを始動。広島大の学生に手伝ってもらいながら、メニューや看板、チラシ、注文書、前売り券、雑貨作りなど作業を分担し、約3カ月かけて着々と準備した。地元のコーヒー店「アースベリーコーヒー」でコーヒーの入れ方も学んだ。

 当日は生徒13人と大学生3人で運営。生徒らは来店客を席に案内したり、注文を受けたりするなど緊張しながらも機敏に動いて接客。調理室では、コーヒーやパフェなどを手際よく作り、約60人をもてなした。

 高校3年でキッチンリーダーの森尊汰さんは「お客さんにコーヒーがおいしいと言ってもらい、自分が認めてもらえたようでうれしい」、高校3年でホールリーダーの藤谷知帆美さんは、「接客で手間取ったこともあったが、とても楽しかった」と笑顔で話していた。同スクールの永田さくらさんは、「生徒は、カフェ体験を通して多くの人と接して楽しんで働くことができたようだ」と目を細めていた。

 あいびぃは開校19年目。不登校になった小学生から高校生まで、幅広い年齢の子どもが集まり週4日(火・水・木・金)午前10時~午後4時、活動している。

(山北)

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