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中学生軟式野球チームを創部 社会人チームと中学校教員がタッグ 伯和ビクトリーズ

  • 2023/03/26
入部式でチームのヘルメットを受け取る選手代表(右)(撮影・待田)
入部式でチームのヘルメットを受け取る選手代表(右)(撮影・待田)

 東広島市唯一の社会人野球チーム・伯和ビクトリーズを運営している伯和グループ(本部・同市八本松西、安本政基社長)が中学生軟式野球チームの伯和ビクトリーズシニア(北舛宏喜代表)を結成。「第1期生入部式」を3月19日、西条HAKUWAホテル(同市西条下見)で開いた。スタッフや選手、保護者など関係者約80人が出席した。

 シニアチームは、文科省が2023年度から公立中学校の部活動を段階的に学校から地域に移行する方針を示していることもあり、野球を行う環境を整え、野球が好きな子どもたちを支えようと創部。シニアチームの選手は伯和グループが運営するトレーニング施設の利用も可能となる。

 入団したのは、県内在住の新中学1年生24人。チーム理念は「信頼・感謝・和」。伯和ビクトリーズと中学校の教員がタッグを組み、技術・運動・教育指導を兼ね備えたクラブチームを目指す。今後は、全国大会への出場や、全国制覇を目標に取り組む。

 呉市の西田光騎さんは「全力でプレーし、強くなって大谷翔平選手のようなすごい選手になりたい」と目を輝かす。北舛代表は「トップチームの選手を間近で見て学び、指導を受けながら、3年後には野球だけでなく人としても大きく成長してほしい」と期待を寄せている。

(山北)

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