広島大学など県内の大学生でつくる学生団体シードットは12月9日、クリスマスイルミネーション「西条竹あかり～和の輝き～」点灯式を西条ＨＡＫＵＷＡホテル（東広島市西条下見）で行った。
点灯式には、多くの親子連れが参加し、竹を彫ってつくる「竹あかり」＝写真＝が点灯した際には大きな歓声が上がった。
このイベントは、全国で問題となっている竹害対策を兼ね、「東広島に新たな冬の風物詩を」と企画・演出。伯和グループが資金面でバックアップした。シードット代表の明見優成さん（23）は「3週間の短い準備期間で地元企業や地域の人と交流しながら竹の切り出しや加工を行った。若い人たちが〝おもろい〟と感じる街にするため活動していきたい」と話していた。
伯和グループの風巻大地さん（24）は「関わった皆さんの東広島を盛り上げたいという強い思いが成功に導いた」と振り返っていた。
イルミネーションは1月8日まで。時間は午後6時から同10時。12月23、24、25日の夜には、同ホテルでケーキセットと学生によるクリスマスコンサートが楽しめる。要予約。
（平田）
