中山裕至さん / Auto Detail Garage【ＦＭ東広島『喫茶８９７』第26回】

　FM東広島・毎週火曜日午後6時台に放送している『DOGENSURU NIGHT』内のコーナー『喫茶８９７』では、東広島の企業・団体の方にお越しいただき、色々なお話を伺っています。

　第26回のお客様は、『Auto Detail Garage』代表、中山裕至（なかやま　やすし）さん。オートディテーリングとは何か、またこだわりや大切にしているものなどたくさんのお話を伺いました。

　

　

　

　

　

大切なものを守るオートディテーリング

—　Auto Detail Garageとはどういうお店なのでしょうか。

　ディテーリング業という部類の業種に属してまして、車磨きやコーティングの作業がメインになりますけど、カーラッピングやプロテクションフィルムの施工など、車の美観を維持するのがメインの仕事です。私達は洗浄に特に力を入れていまして、ディテールで細部洗浄という意味もあるんですが、やはりきめ細かい洗車は後々の仕上がりにもつながってくるのでしっかり丁寧に行っています。

　ご来店頂く車種によってはやはり塗装の色も違いますし、汚れている状態もそれぞれ違っていますので、それに合わせた洗車を行っています。洗浄剤も４０を超える種類を取り扱っておりまして、それらをその日の気温と湿度に合わせて使い分けて施工させて頂いています。

　

　

　洗車で落ちるものはできる限り洗車で落とすということがすごく重要です。例えば、洗車後には磨き作業に入ります。ただ、私は純正の塗装の色、それをすごくかけがえのないものだと感じていまして、それを守るために必要以上に削らないよう心がけています。磨き作業の仕方によっては塗装が曇ってしまう事もあります。

　なので、まずは徹底的に洗浄。そして、磨き作業からのコーティング作業を行って出来るだけ本来の車の色を守っています。

　

—　車を持ってこられる方はやはりこだわりのある方なのでしょうか。

　こだわりのある方もいますが、どちらかというと思い入れや気持ちが車にある方でしょうか。ご年配の方が、この車を最後の車にするんだと言って気持ちの入ったお車を預けて頂くこともありましたね。

　

　

　

オーナーと共に愛車の価値を高めるオートディテーリング

—　Auto Detail Garageという名前には何か思いがあるのでしょうか。

　オートディテーリングというものを東広島の皆さんに知ってもらいたい、認知されていきたいということと、オートディテーリングを通してオーナーの皆さんと愛車の価値を一緒に高めていきたいという意味を込めてダイレクトな社名にしました。

　

—　中山さんがこの仕事としていて印象に残っている出来事やうれしかった思い出はありますか。

　私達の仕事は美しく仕上げることなので、来ていただいたオーナー様に思った通りの仕上がりになったと言っていただけたり、喜んでいただけるのが一番のやりがいですね。

　

　

—　中山さんの趣味やハマっていることを教えてください。

　エギングが好きなのでよく行っています。いわゆるイカ釣りです。

　この辺りだと蒲刈とかに行きます。イカ釣りの魅力は、魚釣りと色々違っていて、アタリの出方とかも魚みたいにコツンと来るような感じではなく、糸が緩んだり引っ張られたりかなり繊細な感覚で、日によっては釣れない事さえあるんですが、それでも楽しいですね。

　

　

磨き伝え紡いでいくオートディテーリング　

—　今後のビジョンや目標を教えて下さい。

　今は1店舗なんですがこれからは従業員を増やしていき、2店舗目、３店舗目と展開していきたいですね。その中でオートディテーリングの良さをどんどん周りに伝えていけたらなと思っています。

　

　

　繊細な作業なので次世代を育てるのに時間がかかる業種だとは思っているんですけど、やはり繋いでいかないと。途絶えさせるわけにはいかないので。

　

—　Auto Detail Garageを中山さんが一言で表すなら何と表しますか。

　知識と技術の詰まった施工店、というイメージですね。

　

—　最後にメッセージをお願いします。

　Auto Detail Garageは１台１台丁寧に仕上げることはもちろん、価格はリーズナブルに。気軽に頼めるオートディテーリング施工店を目指しています。些細なことも対応しておりますので、まずはお気軽にご用命いただければと思います。