広島大学大学院先進理工系科学研究科(東広島市鏡山)の大学院生がこのほど、市と学生が連携する取り組みの一環として、新たに広大中央口に設置するバス待合施設の建築デザイン構想を発表した。4月14日、学生たちは同大田中貴宏教授と共に東広島市役所を訪れ、高垣広徳市長に構想を発表した。
同研究科博士課程前期の学生が3グループのチームを作り、それぞれが2案ずつ、2カ月かけて作成。Aグループは山本陸さんが「まちをつなぐ待ち景色」、Bグループは榎優志さんが「木かげの休憩所」、Cグループは水澤克哉さんが「木立の広場」をテーマに、それぞれが5分間にわたり高垣市長にプレゼンテーションを行った。
画面を使い高垣市長にプレゼンする大学院生(撮影・小松)
榎さんは「自分たちが考えたものがかたちになるかも知れない第一歩として、貴重な機会を提供していただきうれしい」とにっこり。高垣市長は「どのグループもコンサルタントとは違う視点からの発想が素晴らしい。どのように実施計画に取り入れていくかしっかりと考慮していきたい」と話していた。(小松)
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