広島大学経済学部の小田颯太朗さんと教育学部の大方悠真さん、文学部の佐田龍之介さんが、NPO法人ドットジェイピー広島支部の「2021年春の議員インターンシップ」に参加した。
同大学には留学生が多いことから、「外国人が住みたいと思う街」をテーマに、東広島市やJICA(国際協力機構)職員などから聞き取り調査を行ったり、約100人の学生にアンケート調査をしたりしてデータを集めた。
3人はそれらをもとに、多文化共生社会の実現に向けた政策を立案。3月10日、同市の多田稔副市長らに国際スポーツ交流会、留学生の小学校訪問、ゲーム制作による東広島市のPRなどの政策を提案し意見交換した。
政策を提案する(奥右から)小田さん、大方さん、佐田さん(撮影・山北)
ドットジェイピーは、1998年創立。インターンシップなどの体験型プログラムを通じ、若い人たちの投票率向上を目標に活動している。年2回、学生を対象としたインターンシッププログラムを提供し、若年層向け政策コンテストを実施している。 (山北)