第26回広島県少年・少女空手道選手権大会(東広島市空手道連盟主催)が5月9日、東広島運動公園体育館で開かれた。当初は県内全域から選手が参加する予定だったが、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、選手数を限定して開催。東広島市内の支部所属選手を中心に、型に約200人が参加した。
開会式では、正木英雄大会会長が「マスクを着用しての試合や応援。選手も役員も保護者もいつもと違う息苦しさがあると思うが、気持ちを一つにして素晴らしい時間にしてほしい」と期待を寄せた。
中学生段之部優勝の平野さん
小学生黒帯之部優勝の折出ののかさん(撮影・小林)
幼年から中学生まで9部門あり、それぞれトーナメントで競った。どの試合も最初と最後には大きな声であいさつを行い子どもたちは凛とした表情で試合に臨んだ。
気迫に満ちた型を見せ、中学生段之部で優勝した高屋支部の平野葵唯さんは「優勝できるとは思っていなかったのでうれしい」と顔をほころばせた。(小林)