60歳以上の市民の学びの場となる東広島熟年大学の入学式が5月9日、東広島市西条町土与丸の東広島市総合福祉センターで行われた。
式には、新入生250人のうち、参加を申し込んだ36人が出席した。山内吉治学長は「生涯学び続けるという熱い思いを持ち、学んだことを地域貢献活動に生かしてほしい」と式辞。
入学式で式辞を述べる山内学長(撮影・山北)
学校の生徒会に当たる組織「友の会」の荒木勉会長が「友の会の行事に積極的に参加して、楽しい学生生活を送ってほしい」と歓迎の言葉を述べた。
川柳を受講する同市黒瀬町の70代の古西幸枝さんは「川柳を学びながら、楽しく生き生きとした学生生活を送りたい」と意欲を語った。
熟年大学は、高齢者の健康維持と社会参加を目指し42年前に開校した。
今年度は「書道」「ラージボール卓球」など22講座、31教室を開講。各講座とも3年間学ぶ。新入生を含め、今年度は60歳から99歳まで約500人が在籍している。(山北)