東広島市消防局は5月18日、義務化となる住宅用火災警報器の設置を促す広報活動を始めた。住警器のイラストが描かれた黄色いマグネットを張った消防車で「早めの設置を」と呼びかけながら巡回。各分署は各地域を回っている。
住警器は6月1日から設置が義務付けられている。寝室すべてと、寝室が2階にある場合は階段の踊り場に取り付ける。
広島県の設置率は昨年12月現在52.3%。全国では30位の低さ。さらに、東広島市消防局管内は今年3月末現在43%と県の設置率を下回っている。
巡回を始める前に大武守副署長は隊員に「自分の命と財産を守るための警報器。いつどこで起こるか分からない火災に備える重要性を伝えよう」と訓示。
住警器はホームセンターや家電量販店などで買うことができる。巡回は5月31日まで実施。(橋本)