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「市の大きな要となる」 東広島市が庁舎起工式

  • 2021/09/15

 

 来年10月の完成を目指す東広島市新庁舎の工事が安全に取り行われるように、同市(蔵田義雄市長)は6月2日、同市西条栄町の市役所で起工式を行い、市役所職員や施工関係者ら約80人が出席した。現在の市役所駐車場に新庁舎が建設され、今の市役所は北館を残し解体。立体駐車場や駐車場に生まれ変わる。

 工事の安全を祈願し、くわ入れを行った蔵田市長は「昭和45年に今の東広島市役所が建設され、時代とともに老朽化や耐震性の問題が出てきた。新庁舎は将来、市の大きな要となる」とあいさつ。

 新庁舎は延べ床面積約1万7500平方mの鉄筋10階建て。低層階に市民対応の窓口を置き、市民が利用しやすいように設計。総事業費57億円。地震にも強い免震構造で、太陽光発電やLEDを採用するなど、環境に優しいグリーン庁舎を目指す。(繁澤)

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