一斉にスタートを切る参加者ら
第32回東ひろしま新春駅伝競走大会が1月7日、東広島運動公園陸上競技場を発着とする6区間、19・9のコースで行われた。コミュニティ、学生、一般、中学校、女子の5部門に、192チームが参加した。
開会式では、高美が丘中の土井智葵さん(14)と榎木優真さん(14)が酉年にちなみ「東広島市を羽ばたくように引っ張り、人々の輪という卵を産み落とせるよう走り抜く」と選手宣誓した。この後、1区の選手が一斉にスタート。沿道の熱い声援を受けながら力走し、タスキをつないだ。
1時間5分52秒のタイムで総合優勝したのは、学生の部の「ポテトブラザー」。西条農高の生徒でチームを組み、初出場した。アンカーの松岡佑磨さん(17)は「つないできたタスキの重みを感じた」と笑顔。コミュニティの部で3連覇を飾ったのは、1時間11分15秒のタイムでゴールした「ボディバランスランナーズA」。ボディバランス整骨院の主宰するランニングクラブで、モットーは楽しく走る。アンカーの杉本里栄さんは「初めての出場でアンカーを任せてもらったので、抜かされないように頑張った」と目を細めていた。
(石田)