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8カ国14人が酒蔵通りなど視察

  • 2021/03/09

日本酒の試飲をする参加者ら

 

日本酒造りを学ぶため、農林水産省の招きで日本を訪れた外国人研修生が1月18日、酒蔵通りなどを視察した。一行は、8カ国の14人で、「海外日本酒教育者の訪日研修」で来日。5泊6日の日程で、東広島市のほか、京都市や神戸市も訪れた。
 東広島市では3日間滞在。酒蔵通りや賀茂泉酒造、酒類総合研究所を見て回った。全日程の最終日には、酒類総合研究所で世界的ワイン教育機関WSETが認定する日本酒教育者の認定資格試験も行われた。
 アメリカ・ノースキャロライナ州のセーラ・ガータボックさん(41)は、「西条は酒蔵が集まっていて楽しい。日本酒のディズニーランドのようですね」と心を躍らせていた。アメリカ・オレゴン州のマーカス・パキーザさん(55)は、「西条を訪れるのは3回目。西条は日本酒の歴史があり蔵もたくさん残るすてきな場所。日本酒は製造工程が複雑で、品質の管理も繊細に行わないと、おいしい日本酒は提供できない。日本で飲める品質の良い日本酒を海外でも飲めるようにしていきたい」と熱っぽく語っていた。
(奈須)

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