防災を総合的に学ぶ「消防・防災フェア」が11月3日、東広島市西条町助実の市消防局で行われた。家族連れら5500人が来場し、はしご車に乗ったり、救助訓練を体験したりした。市消防局や消防団などが主催し、今年で3回目。
ロープを腰に巻いて塔を昇る訓練や、水の入った消火器で、火元に見立てた的を狙う体験などには、親子の列ができた。防災グッズの展示や心配蘇生法を学ぶコーナーもあり、多くの来場者が関心を持って見たり、参加したりしていた。
1時間に100㍉の降雨を疑似体験した同市西条町の荻野高央君(9)は「音が激しかった」、ポンプ車による放水体験をした同市高屋町の石倉奈直さん(8)は「水の力が強かったけど、的に当たって楽しかった」と話していた。(橋本)