河内地区の住民らが日頃の活動の成果を披露する「河内地区文化展」がこのほど、河内町中河内にある河内地域センターで開かれ、両日で約500人が来場した。自治組織「you愛sunこうち」が主催。
会場には、周辺の小・中・高等学校に通う児童・生徒や地域住民たちの、書道、絵画、陶芸、写真などの作品約500点が展示された。同センターに隣接する立栄寺にあった幼稚園を、昭和36・37年度に卒園した園児らの作品も披露され、来場者からは当時を懐かしむ声が聞かれた。今年は「県外で活躍する、すごい地元出身者がいることを知ってもらいたい」と、河内町出身の伝統工芸士、藤田瑞古さん(75)の京焼・清水焼など12点の作品も展示。藤田さんは、高校を卒業後に京都市の親戚が営む製陶所に入社して腕を磨いた。2009年に伝統的工芸品産業功労者褒章を受章。現在は京都市内に窯を構える。
「you愛sunこうち」の大東栄二郎さん(74)は「1年間の活動の集大成で地域のみんなが楽しみにしている催し。たくさんの人に藤田さんの存在を知ってもらえたのでは」と喜んでいた。
(茨木)
地域住民の力作500点展示 地元出身の伝統工芸士も出品
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