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ドローンスクール開校  賀茂自動車学校

  • 2020/09/23

 

 中国産業が運営する賀茂自動車学校(東広島市西条中央、平井満校長)は12月3日、小型無人航空機ドローンの操縦者を養成する「iDrone Academy KAMO(アイドローンアカデミーカモ)」を開校した。自動車学校がドローンスクールを運営するのは県内で4校目。初心者でも安心して「空の道」を楽しんでもらえるようにと、「陸の道」で長年にわたって交通安全教育を担ってきた自動車学校ならではのノウハウを指導に生かしていく。

 基本コースは2日間。航空法や電波法などを学ぶ座学4時間と、ドローンの扱い方や技術を学ぶ実技10時間で、屋外飛行に必要なルールや安全な飛行技術を習得できる。天候の影響を受けない140平方㍍の屋内練習場で、管理団体から講師認定を受けた専任講師2人が指導に当たる。修了後には「飛行時間記録証明書」が交付され、国土交通省への飛行申請が可能となる。

 初日の3日には練習場で開校式が開かれ、平井校長(64)が「さまざまな分野で今後ますます関わってくる産業。ドローン規制法などを守って操縦できるパイロットの育成が必要とされる」とあいさつ。その後、講師の指導で生徒2人がドローンを試験飛行させた。生徒の1人、西条町西条の大学職員戸村有彩さん(24)は「写真が趣味なので、飛行技術を上げて、空からのきれいな写真が撮りたい」と話していた。

 受講料は16万5000円(税込み)。スクールでは、趣味や業務などを目的とした幅広い操縦者の養成を想定している。問い合わせは同自動車学校082(422)1100。(茨木)

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