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アップサイクル協議会、廃材を使った、おしゃれで機能的なレインボーホースバッグを開発!

  • 2023/02/14

 廃材に新たな価値を与えて再生する取り組み「アップサイクル」。持続可能な社会へ向けた取り組みとして、注目されています。東広島市ではアップサイクル協議会「アオイチキュウへ」が発足。どのような思いで、どのような活動をしているのか。協議会の本部へ行き、代表者に話を伺いました。

目次

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アップサイクル協議会「アオイチキュウへ」とは?

アップサイクル協議会「アオイチキュウへ」は、ハンドメイド作家の又吉さん(infinity)と吉田さん(工房こどもノか)が代表をつとめています。

又吉さんは、捨てられる米袋や麦芽袋などを使ったバッグを制作、販売。

アオイチキュウへ
木材を包むシートを持つinfinity 又吉さん 

吉田さんは、住宅を建てた後に捨てられるブルーシートを使ったバッグを制作、販売。

アオイチキュウへ
こどもノか吉田さん。ランタンケースは木材を包むシートで作った

それぞれ、「ものを大切に使っていきたい」という思いで活動。インスタグラムを通じて知り合いになり、2021年には、東広島市立美術館でアップサイクルの展示会「アオイチキュウヘ」を開催。

展示会では、多くの人がアップサイクルに興味を持ってくれたことが励みになったと振り返ります。手を加えるだけでおしゃれで軽くて丈夫なものができるということをもっと多くの人に伝えていきたいと考えるように。

その後、東広島ビジネスサポートセンターHi-Biz(ハイビズ)のアドバイスもあり、2022年11月1日にアップサイクル協議会を発足することになりました。

アオイチキュウヘとしての第一弾の「レインボーホースバッグ」

アップサイクル協議会「アオイチキュウヘ」の発足後の初の商品が「レインボーホースバッグ」。

アオイチキュウへ
左側又吉さんが持っているのはレインボーホースバッグ 右側吉田さんが持っているのは木材を包んだシートで作ったランタンケース

消防設備の施工・点検をしている「赤防」が、定期的に廃棄される消防ホースをどうにかできないかとHi-Bizに相談したのがきっかけで、アオイチキュヘとつながりました。

防水、防火の丈夫な傘入れです。分厚いので、糸を使わずに仕上げているとのこと。水が底に溜まったら、ボタンひとつで出せるアイデアはさすがです!

学校での子どもたちの反応がうれしい

廃材となるものでも、ちょっと手を加えたら、長く使えるだけでなく、おしゃれでもあり、機能的に作ることにより、愛着も湧いてきます。

吉田さんは、「友人4人のお子さんの服を何度か直したことがあるんです。上から下のお子さんたちに受け継がれていることがすごくすてきだなと思ったんです」。

直接お客さんと話し、大切にされてきたものを手直しすることがものづくりへの意欲だと話します。

又吉さんは「廃材を使ったものだからと、作ってもすぐ捨てるのではなく、長く使ってもらえる物を作っていきたいです」と笑顔。

東広島市内の小学校へ出向き、二人の思いや活動など、アップサイクルについて話をする機会もあるそうです。子どもたちは興味深く聞いていて、その後、子どもたちの声で、学校内にアップサイクル協議会が誕生! 子どもならではのアイディアでいろいろな物に変身していたといいます。

「一生懸命に考えて出来上がったいく過程を見ていると、うれしかったですね」と又吉さん。

新たな挑戦!会員募集

現在は、又吉さん、吉田さん、吉田さんの妹高田さんの三人でモノづくりをしているそう。

又吉さんが子育てしていた頃、社会から取り残されたような気持ちになったことがあり、子連れでも、社会に貢献できる仕事の提供をしたいという夢を持っていました。今、この活動を広げいたという思いもあり、子連れでもアイデア会議に出席したり、モニターをしたり、裁断や縫製など得意なこと、やってみたいことをできるときにしてもらう仲間を増やしたいと会員を募っています。

アオイチキュウへ

大きなシートの洗浄や裁断は、ハイビズからの紹介であおぞら工房にお願いできるようになり、その分、制作に時間をかけれるようになった。

「これからは会員さんと共に、作れるものを増やしていき、広げていきたいです。また、企業の方からも捨てられるものの情報ももらえたら考えていきたいです」と話しています。

工房こどもノか(@kodomonoka) • Instagram写真と動画

yuki(@infinity_yuki.m) • Instagram写真と動画

アオイチキュウへ

文・写真 プレスネット編集部

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