昨年1~12月に発生した人身事故は、広島県内では4655件で、前年に比べ124件減少。一方、東広島署管内では、おととしより49件多い364件だった。364件のうち約6割が交差点で発生。特に注意するべき東広島市内の事故多発の交差点をリポート。
昨年、東広島署管内で発生した交差点での人身事故は223件。3件以上の人身事故が発生している交差点は下見(北)、御薗宇、藤田沖。いずれも西条町内で、交通量が多い。
3つの交差点の注意点と通行動画
同署の井上久一交通課長によると、交差点での事故の多くが、集中力や注意力が低下した状態での漫然運転が原因だという。考え事をしていたり、ぼんやりと一つ先の信号機を見て操作を誤ったりするケースがほとんど。
今回注目した3つの交差点では自動車同士、または対自転車・原動機付自転車の事故が発生していたが、この他の交差点では歩行者と接触する事故も多く起こっている。
また、交差点に限らないが、自転車の交通ルール違反が関係する事故も発生している。基本的なことだが、自動車はもちろん、自転車や歩行者も交通ルールを守ることが事故防止につながる。
■事故が発生している交差点
■東広島市内の人身事故の特徴
■交通事故防止のポイント
ザ・ウイークリー・プレスネット
2022年2月10号掲載
【東広島】最も事故が多い2つの交差点を調べてみたら危険だらけだった