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小林 リポーターが行く ここが私の『お気に入り』 「らーめんとうまいもの あおぞう」

  • 2024/04/05
小林 リポーターが行く ここが私の『お気に入り』

 東広島には、ぶらりと立ち寄れて、おいしい食事とお酒を提供している店がいっぱいあります。少人数でも気軽に立ち寄れる店を小林リポーターが食リポをしながら紹介していきます。気になっていたけど、なかなか足を踏み入れる勇気がなかったあなたの背中を押せたらうれしいです。

豊富なラインアップの紹興酒と中華にそわそわ目移り

 飲んだ後にラーメンが食べたくなるのは、体が糖や塩分を欲しているかららしい。今、私の体はきっとラーメンを欲している。今日は、西条駅からすぐの「ラーメンとうまいもの あおぞう」で、ラーメンと“うまいもの”を少しだけいただこう。

らーめんとうまいもの あおぞう

 ドリンクメニューの裏面にずらりと並ぶのは紹興酒(しょうこうしゅ)。選び方が分からなかったので大将に聞くと、いちばんバランスが良いという「甕(かめ)出し」5年を勧めてくれた。この独特の酸味とコクのお酒にはザラメを合わせるのがスタンダードと思っていたが、意外にもレモンが合うと言われたので試してみた。数滴しぼると、不思議と酸味が和らいでマイルドに飲みやすくなった。

全部飲み干せてしまいそうなあっさりスープのあおぞうラーメン
全部飲み干せてしまいそうなあっさりスープのあおぞうラーメン

 紹興酒で一層〝中華の口〟にしたら、まずは早つみザーサイと水餃子を注文。つるんとした水餃子は、たれをつけなくても満足のしっかり味。もちもちの皮と合うよう、餡(あん)にはえびが練り込まれているのだとか。たれを少しつけてみると、ふわっと大葉の香りが。一口目には感じなかったのにと思ったら、たれに青じその風味が加えられていた。憎い、憎いたれだ。さっぱりしていて水餃子がするすると入ってしまった。お酒も進み、続いて「紹興貴酒」3年をいただく。箸休めのようないで立ちのザーサイもあなどれない。見た目にも若さが伝わってくる爽やかな緑色。さらに浅漬けにしてあるのでさっぱりと、シャキシャキいただける。味の濃いものも欲しくなって手羽先揚げを注文。1本から注文できるのがうれしい。手羽先は、甘辛さをまといながらもカリっとじゅわっと。一味でぴりっとを足してもまたいい。

辛いもの好きならオリジナルブレンドの激辛MIX唐辛子もおすすめ
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 うまくて長い旅路はいよいよ、あおぞうラーメン着丼。ここまで中華チュウカしてきたが、魚だしに和の香りを感じる。背油入りなのに、細麺とだしのおかげであっさりしている。身体に染みわたるラーメン。え?食べすぎ?歩いて帰れば大丈夫。きっと。

ラーメンとうまいもの あおぞう

Data
電話/082(490)5705
営業時間/ 
ランチタイム11:30~14:00
ディナータイム 月・火18:00~23:00
        水~土18:00~翌2:00
        日18:00~22:00
      ※日によって営業時間を変更する場合があります。
      ※スープがなくなり次第終了
定休日/なし
所在地/広島県東広島市西条岡町3-16
決済/現金、QRコード決済(Paypayのみ)
駐車場/なし

記者の画像

小林

「生きるために食べるのか、食べるために生きるのか」を追う食いしん坊

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