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【東広島】熱中症による救急搬送者が過去最多! 7月末で前年の1.5倍  

  • 2025/08/14
救急車イメージ

 東広島市は8月7日、同市消防局管内の熱中症による救急搬送者数が2025年5~7月の3カ月間で157人となったと発表。過去最多。昨年は105人で1.5倍となった。

救急搬送人員令和6年度、令和7年度比較
救急搬送人員令和6年度、令和7年度比較(提供/東広島市消防局)

 また、この期間の重症傷病者数も過去最多で9人。昨年は1年間で2人だったことから「今年の猛暑は災害級。命を守る対策を」を呼び掛けている。

過去最多の搬送人数 高齢者が半数以上

 搬送された157人を年代別で見ると、65歳以上の高齢者が全体の64%を占め、18〜64歳が30%、17歳以下が6%と続く。

令和7年度の熱中症発生場所別人員数
令和7年度の熱中症発生場所別人員数(提供/東広島市消防局)

 発生場所は住居が最も多く、71人(45%)が自宅。この内、61人が高齢者だった。次いで道路や公衆施設の屋内などが多かった。
 同市消防局は「高齢者は暑さやのどの渇きを感じにくいため特に注意が必要」と注意喚起している。

今すぐにできる熱中症対策

・部屋の温度に注意し、エアコンや扇風機を上手に使う。
・のどが渇いていなくてもこまめに水分補給。
・熱中症警戒アラート発表時は外出をできるだけ控え、暑さを避ける。
・屋外で作業する際は、暑さ指数(WBGT)を確認し、作業時間短縮や涼しい時間帯での作業を行う。
・涼しい服装、帽子や日傘で暑さを避ける。

プレスネット編集部

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