
今年4月に誕生した市民楽団「くららオーケストラ」が10月12日、JR西条駅周辺で開かれる酒まつりの音楽祭で初舞台に立つ。演目は、祝祭的で華やかなブラームス作曲『大学祝典序曲』と、叙情的で壮大なシューベルト作曲『未完成交響曲』の2曲。団員たちは「心に響く迫力ある生演奏を届けたい」と意気込む。
同楽団はこれまで、高校生以下で構成される「くららジュニアオーケストラ」とともに活動してきたが、東広島の音楽文化をさらに盛り上げようと、大学生以上〜60代までの約40人が独立した。拠点は東広島芸術文化ホールくらら(東広島市西条栄町)。活動は月1回程度(日曜)を中心に行う。

三笠典章(みかさ・のりあき)代表は「みんなで一つの音楽を作り上げる一体感がオーケストラの魅力」と語り、「地域に根ざした楽団として市民に愛されるオーケストラになれば」と目を輝かせた。2026年の春に演奏会を開催する計画。新規団員を募集中。詳細は三笠代表にメールで問い合わせ。nmikasa0223@gmail.com(山北)
プレスネット編集部











