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2021年、東広島市で何があった? 主な出来事を紹介

  • 2021/12/29

2021年はどんな年でしたか。東広島市がまとめた今年の重大ニュース「東広島市の主な出来事」を紹介します。「あ、これも今年だったな」「こんなことがあったな」と一緒に振り返りましょう。

東広島市役所

 

【通年】新型コロナウイルス感染症の感染拡大


前年に引き続き、新型コロナウイルス感染症が猛威を振るった。年末から年始にかけて第3波が到来すると、5~6月、8~9月には第4波、第5波が到来し、広島県においても、それぞれ緊急事態宣言の適用下となった。本市においても、直近1週間の人口10万人当たりの感染者数が最大102人に達するなど、医療体制がひっ迫した。このため、保健所との連携を強化し、自宅療養患者への生活支援物資の提供を緊急決定するなど、感染拡大防止対策を行った。

 

【通年】新型コロナウイルスワクチン接種の実施


新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、世界で初めて実用化されたmRNAワクチンが日本国内でも承認され、本市内でも2月に接種を開始した。また、全国でも一早く広島大学・東広島商工会議所との共同実施により職域接種を展開し、接種の加速化を図った。こうした取組等により、接種が順調に進み、11月末までに、接種率が83.3%に達した。

 

【3月】自動運転実証実験の開始


産学官で組成する「東広島市Autono―MaaS 推進コンソーシアム」において、広島大学構内における自動運転の運行について実証実験を開始した。

 

【3月】地域共生社会の形成を図るための施策の推進に関する条例(ぐるマル条例)の制定


市民が互いに支え合い、安心して暮らせる地域共生社会を形成するために、その基本理念及び市、市民、事業者、関係機関の責務などを定めた条例を制定した。

 

【4月】市民ポータルサイトの運用開始


行政サービスにおけるデジタルトランスフォーメーション(DX)推進の一環として、インターネットにより市民と市役所をつなぐ新たな行政サービスの窓口となる「市民ポータルサイト」の運用を開始した。

 

【4月】地域振興部の新設


総合計画に掲げる地域別計画の具体化をはじめとした地域振興策を主導するため、地域振興部を新設し、部局を横断する地域振興策の取りまとめのほか、市民協働のまちづくり等に取り組んだ。

 

【4月】高度救助隊の発足


複雑・多様化する災害に迅速・的確に対応するため、高度な救助技術と最新の資器材を有する高度救助隊(通称:HEART(ハート))を発足した。

 

【4月】広島県水道企業団設立準備協議会の設立及び広島県における水道事業の統合に関する基本協定の締結


広島県及び県内15市町で構成する広島県水道企業団設立準備協議会を設立し、広島県における水道事業の統合に関する基本協定を締結した。

 

【4月】福富小学校の開校


久芳小学校と竹仁小学校が統合し、福富中学校敷地内に市内で初めての施設一体型小中一貫校が誕生した。

 

【6月】西条東保育所新園舎の開所


老朽化していた西条東保育所を建て替え、新園舎を開所した。

 

【7月】(仮称)東広島消防署高屋分署造成工事に着手


令和5年4月の開署に向けて、建設予定地の造成工事に着手した。施工面積は3,931㎡、工期は令和4年3月末までを予定している。

 

【7月・8月・9月】令和3年7月から9月にかけて豪雨災害が発生


7月から9月の各月において、豪雨により市内各地で災害が発生した。8月には1名の方が亡くなったほか、河川や農地は平成30年の被災箇所が再度被災するなど甚大な被害を受けた。これを受けて頻発する災害への復旧の在り方を広島県と協議した。

 

【10月】広島大学フェニックス国際センター MIRAI CREAの開館


イノベーションや新たなビジネスを創出するとともに、内外の多様な人々との交流や知識の循環を生み出し、さらには海外のトップ研究者や優れた留学生に対して、安全で快適な居住空間を提供する機能を持った拠点施設として、広島大学フェニックス国際センター「MIRAI CREA」が開館した。

 

【10月】広島中央エコパークの供用開始


ごみの持つエネルギーを利用し高効率発電を行うとともに、処理物を再資源化することによって、最終処分(埋立)量ゼロを実現することを目的として、新しいごみ及びし尿処理施設「広島中央エコパーク」が供用を開始した。

 

【10月】ごみ分別種の変更


広島中央エコパークの供用開始にあわせてごみの分別種を変更し、最終処分(埋立)量ゼロに向けた「埋立ごみ」の廃止や、国が進めるプラスチック資源の再資源化への先行的な取組として「その他プラ」の新設等を行った。

 

【10月】日本酒イベントの開催


市内酒造会社並びに小売店の協力のもと、コロナ禍により売り上げが大きく落ち込んでいる日本酒の販売促進キャンペーンを実施するとともに、酒まつりを月間開催し、リアルイベントを開催する「地域応援プロジェクト」とWebを活用した「オンラインプロジェクト」を実施した。

 

【11月】街なかにぎわい創出社会実験「ALC’mon(アルカモン)」の実施


西条駅周辺を「歩いて楽しいにぎわいのある街」にするため、官民が連携し、ブールバール歩道や西条中央公園に賑わいを創出する社会実験を実施した。

 

【12月】下見鏡山地区交通結節点(大学会館前)の供用開始


利便性と路線再編による運行効率の向上を図るため、バス交通結節点を整備した。

 

【12月】東広島国際フェスタ2021の開催


言語や文化の違いにかかわらず、多くの市民が参加し、交流できる機会を創出するため、「東広島国際フェスタ2021」を初めて開催し、約2,400人が来場した。企画段階から、国際関係団体や学生など約10か国の外国人市民もスタッフとして参画し、イベントを共に創り上げた。

 

 

東広島デジタル編集部

 

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