企画したイベントの成果や課題などを発表する受講生(撮影・山北)
森林ボランティア団体「もりゆう」(事務局・東広島市八本松南、大村恵代表)は1月から4回、「自然体験活動上級指導者(ニールインストラクター)養成講座」をホタルの宿自然学校(同市志和町志和堀)などで開いた。同講座は、国土緑化推進機構の「緑と水の森林ファンド」事業の支援を受けて行った。
参加者は、自然体験活動指導者(ニールリーダー)の資格を取得し、体験活動の実施レポートを提出した4人で、講師は「これからの学びネットワーク」代表理事の河野宏樹さんが務めた。
4回目の講座は、2月6日に行われた。4人は、1月に企画した自然体験活動イベントの成果や課題などを発表。「遊びが発展した」「子どもと同じ目線に立てた」など振り返りながら意見交換した。講座の修了後、認定試験を受けた。試験に合格すると、専門的な知識と技術で自然体験活動を普及させることができる、ニールインストラクターの資格を取得できる。
受講した安芸津地域おこし協力隊の清水祥平さんは「この学びとネットワークは今後実施する体験活動にさらに活かしていけそう」と話していた。「もりゆう」の大村代表は「身近な活動場所で安全に自然体験を提供できるようになる講座なので、継続して仲間を増やしていきたい」と思いを語った。
(山北)