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「困っている人たちの力に」 フードドライブを定期的に開催 マイクロン 地域奉仕活動の一環

  • 2022/03/17

集まった食品をフードバンクに届けるマイクロンのボランティアスタッフ(提供写真)
集まった食品をフードバンクに届けるマイクロンのボランティアスタッフ(提供写真)

 マイクロンメモリジャパン㈱(本社・東広島市吉川工業団地)は、2020年から、社員が家庭で消費しきれない食品を会社に持ち寄ってフードバンクなどに寄付するフードドライブを定期的に行っている。

 

 昨年12月に行ったフードドライブでは、延べ1287人の社員が参加。1カ月間で、乾麺や缶詰、レトルト食品や調味料など442キロ、58箱の食品を回収した。回収した食品は、フードバンク「あいあいねっと」の協力で、食品の支援を必要とする人たちに届けられた。

 

 同社では、清掃や森林保全活動など、社員の地域ボランティア活動を推奨している。フードドライブもその一環で、社員の参加率が最も高い活動になっていて、フードドライブをきっかけに社内の食品ロスへの問題意識も高まっている、という。

 

 今年3月からは、食品の他、生理用品も回収することにした。フードドライブを担当する社員は「活動を通して、女性の貧困問題の深刻さに気付く社員もいる。今後も、困っている人たちの力になれれば」と話している。

 

(日川)

 

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