東広島市と水道検針業務を営む第一環境(本社・東京都港区、岡地雄一社長)が7月12日、包括連携に関する協定を締結した。締結式は同市市役所であり、高垣広徳市長と岡地社長がそれぞれ協定書に署名した。
連携事項は、▽子どもや高齢者の見守りなど、地域福祉の向上に関すること▽道路破損などの情報提供に関すること▽不法投棄と思われる廃棄物などの情報提供に関すること▽防災および災害発生時における相互協力に関すること―など。
署名後、高垣市長は「日頃の水道メーターの検針業務の際、ちょっとした気付きを情報提供していただくことは、市民の安全確保、福祉サービスにつながる大変貴重でありがたいことだ」と感謝を述べた。
岡地社長は「水道事業は人々の日常の暮らしと一体のもの。地域の人々と密接につながることで、優しい未来都市の実現に向けて貢献したい」と話していた。
(林)