
東広島市(高垣広徳市長)とセーラー万年筆(本店・呉市天応西条)は、東広島市の広葉樹材を活用した万年筆を共同開発した。同社の創業115周年記念モデルとして商品化。5月12日に同市で製品発表会が行われた。万年筆の発売日は8月6日で、数量限定。

東広島市は、2022年に策定した「森林管理マスタープラン」に基づき、森林資源の持続可能な管理と活用を進めている。その一環で、広島県が創業地のセーラー万年筆に、市内産木材を使った万年筆の開発と同市内事業者との協働を提案。商品化が決定した。
開発は「オール広島」をテーマに、市内に事業所のある下永木材(福富町上戸野)、24季Stabilized Wood Works(豊栄町吉原)、西川家具(福富町久芳)、大洋印刷(西条町吉行)も交えて進行。木材の選定や樹脂含浸処理、寄木細工加工、パッケージ制作にいたるまで、地域の技術と素材を集めて完成した。

高垣市長は「広島を象徴する紅葉も採用され、すべて『オール広島』で出来上がったことは本当に特別」とコメント。同社開発本部の徳増本部長は「パッケージも含め、随所に広島をこだわり抜いた。製品が持つストーリーの美しさを国内だけでなく海外にも発信したい」と展望を語った。(猪上)















