全国の料亭の経営者、名店が集う

第111回全国料理業広島大会が6月2日、広島市内のホテルで盛大に開催された。約20の都府県から料亭の経営者や会員・関係者ら約160人が出席した。

前日の前夜祭では広島県日本調理技能士会の技能士らが比婆牛や大穴子、カキフライなどの特別メニューを提供したほか、広島の地酒、広島発のクラフト洋酒などが振る舞われ、「オール広島」の最高峰のおもてなしが披露された。

全国料理業生活衛生同業組合連合会の平井良樹会長は「会場で料理人が腕を振るう姿は素晴らしく、顔や心意気が見えることで信頼がおけ、おもてなしの精神を強く感じさせる趣向だった」、美濃吉の代表取締役社長・十代目当主佐竹力総氏は「広島らしさとその魅力を十分に感じ取ることができた。お好み焼きなども印象的だった」と話していた。

本大会では、物価高騰や人材不足といった厳しい経営環境へ組合一丸で立ち向かう方針を確認。HACCP(ハサップ)に沿った衛生管理や日本の伝統的な食文化の継承、発信へ決意を新たにした。
長年の功労者への表彰も行われ、次年度開催地の新潟県へと大会旗が引き継がれた。
懇親会は、作曲家・ギタリストの森本ケンタさんの演奏で開幕。明治座のオーナーで濱田屋の店主、三田芳裕全料連前会長の乾杯で祝宴が始まった。広島県料理業生活衛生同業組合の川口伸二理事長は「広島の地から、新たな未来へ向けて力強く復活を遂げよう」とあいさつ。横田神楽団の公演なども披露され、終始にぎわいを見せた。

全国料理業生活衛生同業組合連合会は、全国の都道府県にある「料理業生活衛生同業組合」が加盟する、日本料理・料亭業界における日本最大級の団体。1967年に設立され、日本料理の伝承や加盟店の経営安定、衛生管理の向上を目指している。(吉田)












