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輝きいろいろ 東広島市黒瀬町 胡田 浩佐さん 「モデル・ジャパン広島大会」レジェンドクラスでグランプリ

  • 2023/08/01

 東広島市黒瀬町の胡田浩佐さん(64)が、6月にJMSアステールプラザ(広島市)で開かれた、バランスが取れた体の美しさを競うコンテスト「モデルジャパン2023広島大会」(ベストボディ・ジャパン協会主催)のレジェンドクラス(60歳以上)で、最優秀のグランプリに輝いた。胡田さんは、11月19日に両国国技館(東京都)で開かれる日本大会に初出場する。(山北)

「モデル・ジャパン広島大会」レジェンドクラスでグランプリ
プロフィール
えびすだ・こうすけ 1959年東広島市黒瀬町生まれ。東広島市在住。身長174㌢、体重53.7㌔(大会当日)。日本体育大学卒業。2020年市立安芸津中学校を教頭で定年退職。マリンクラフト「風の子」(呉市倉橋町)と市立黒瀬中学校(心のサポーター)で非常勤勤務。趣味は、ヨットレース。癒やしの時間は、セーリング(帆走)。

 胡田さんは1986年、外洋ヨットのグランプリレース出場を機に筋トレを始めた。それ以来、健康維持とヨットレースのため週1~2回、筋トレを継続してきた。3年前にモデルジャパンの存在を知り、「自分の体を試してみたい」と2021年から出場したが、2年連続で悔しくも準グランプリ。「今年こそは」と仕事終わりに週5~6回ジムに通い、1回2時間、マシンなどでバランス良く体を鍛えるためのメニューを組み、ダンベル(25㌔)などでハードなトレーニングに取り組んだ。

 モチベーションが上がらない日もあったが、放射線治療をしている友人からの応援メッセージに勇気をもらった。「自分が頑張っている姿を友人や、家族、応援してくれる人たちに見てもらい、勇気や元気を与えることができれば」と気持ちを切り替え、トレーニングに集中した。

 大会前の減量期間には「筋肉を落とさず体脂肪を落とすメニューを妻が考え、協力してくれたので体を絞り切れた」と感謝する。大会時には、胸囲95㌢、ウエスト70㌢、ヒップ82㌢、体脂肪率5.2%の体を作り上げ、「必ず優勝する」という強い思いを持ち、見事に300点(満点)の好成績を収めた。

 胡田さんは「誰かのために頑張ったのは初めてで、やる気とパワーがアップした。一緒に喜んでくれる仲間がいることが、何よりうれしい」と最高の笑顔。

 日本大会に向けて「トレーニングをさらに強化して『自分史上最高の身体』を作り上げ、ファイナリスト10人に残って、支えてくださっている皆さんの応援に応えたい」と目を輝かす。

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