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「米」へのこだわり 品種や栽培方法を限定する東広島の飲食店

  • 2023/09/26

憩いの料亭 白竜湖

自社農園での循環型農業で生産した白竜湖EM米を使用

 憩いの料亭白竜湖で使用する米は、三原市大和町にある白竜湖グループの自社農園で生産、管理している白竜湖EM米。化学肥料や農薬などに頼らず、モミガラや野菜くずなど破棄するものを良質な堆肥にして活用する「循環型農業」で育てている。
 昨年の新米の穀物成分分析では、食味値が極上に近い良質、水分も最適値だった。今年も順調に実り、10月ごろには新米の提供が始まる。
 米は、憩いの料亭白竜湖(ホテルヴァンコーネルの朝食も含む)、和菜亭次郎丸、ホテル白竜湖リゾートで提供。安心、安全なおいしい米を味わってみては。

憩いの料亭 白竜湖1
憩いの料亭 白竜湖2
憩いの料亭 白竜湖3
憩いの料亭 白竜湖4

西条岡町
tel.082(422)1919

焼肉 牛皇(ぎゅうおう)

焼肉に合うこだわりのご飯 八代目儀兵衛がブレンド

 西条下見の焼肉専門店牛皇は今年9月から、焼肉に合うオリジナルブレンド米の白ご飯を提供している。配合は、複数の品種の米をブレンドして販売する「八代目儀兵衛」(京都市)に依頼。
 季節によって年3回、米の産地や品種が変わる。今の時期は石川県と新潟県の米を使用。米一粒一粒がふっくらしており、やわらかい食感が特徴。肉本来の味をより引き立たせるよう絶妙に配合されている。米を変えてから、白ご飯の注文が従来の1・5倍に増加した。
 岡田オーナーは「50回以上の米研ぎや、1時間以上の浸水など、炊き方にもこだわっています。肉に合う米をぜひ、食べてみてください」と話している。

焼肉 牛皇1
焼肉 牛皇2
焼肉 牛皇3
焼肉 牛皇4

西条町下見
tel.082(422)2485

ビストロパパ 東広島市役所店

東広島市産の米「恋の予感」 おかわりする人も多く人気

 東広島市役所10階のレストラン「ビストロパパ東広島市役所店」は、白ご飯を使用する全てのメニューに東広島市産の米「恋の予感」を使用している。
 「恋の予感」は、広島県が開発した高温でも育てやすい品種。県南部で栽培されており、日本穀物検定協会の米食味ランキングで2年連続最高ランクの特Aを獲得。
 米は、粒がしっかりと張っていて、もちっとしたかみ応え。冷めても硬くなりにくいのが特徴。「どんな料理にも合う米とお客さんからも好評です」と同店。
市役所店ではハンバーグ定食が人気で、自家製のハンバーグと白ご飯の相性が抜群で、ライスをおかわりする人も多い。

ビストロパパ3
ビストロパパ2
ビストロパパ4
ビストロパパ1

西条栄町
tel.082(424)2767

すし遊館あさひ ゆめモール西条店

シャリは自然栽培で育てた岡山県産の銘品種〝朝日米〟

 すし遊館のシャリは、肥料も農薬も除草剤も使用しない「木村式自然栽培」で育った岡山県の品種〝朝日米〟。
 硬質米であるこの品種は、 大粒でしっかりとした歯ごたえ。奥ゆかしい甘みとうま味で余計な粘りがなく、寿司職人や料亭など全国の米のプロから賞賛されている。
 温かい人肌のシャリを提供できるように時間を計算しながら毎日数回、店舗で炊き上げる。「人の手にしか出せない味がある」と創業以来シャリの炊き方にもこだわっている。ほとんどの回転寿司が機械化される中、手握りの寿司を貫いている。

すし遊館あさひ1
すし遊館あさひ2
すし遊館あさひ4
すし遊館あさひ3

西条町助実
tel.082(493)5222

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