茶道の上田宗箇流の16代家元・上田宗冏さん(77)が10月16日、東広島市西条町土与丸の影山社中で講演を行った。講演会は上田宗箇流和風会東広島支部と上田宗箇流東広島遠鐘クラブの共催。
宗冏さんは「もてなしと茶の湯~茶室の展開~」と題して講演。戦国武将・豊臣秀吉の側近として支えた武将茶人上田宗箇(1563~1650年)を祖とし、桃山時代から現代に引き継がれている武家茶道の流儀や「和」の考えについて紹介した。
講演を聞いた松尾知恵さんは「上田宗箇流の茶道を20年やっている。講演を聞いておもてなし精神をさらに勉強していきたいと感じた」と話していた。
(林)