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地域連携型中高一貫教育   3校が合同発表会

  • 2022/01/26

 

 平成17年度に東広島市立豊栄中学校と県立賀茂北高等学校が地域連携型中高一貫教育を始めて以来5度目となる「総合的な学習の時間」で取り組んできた調査・研究の発表会が両校と市立福富中学校の合同で2月10日、東広島市豊栄文化センターで行われた=写真。

 豊栄中は各学年の代表、福富中は2年の代表が職場体験学習を中心にそれぞれ報告。賀茂北高は1年生から3年生までの代表が「ふるさと探究」「地域研究、進路研究」「放送劇制作」の順に発表。参加した生徒・教職員・保護者の約300人が「プレゼンテーション評価表」を手に熱心に聞いた。

 賀茂北高2年生は「地域研究」で福富町の特産物えごまの歴史・成分・効用、地域の食文化などについて述べた。県教育委員会の中野和子指導主事は「疑問点を追求していく過程が深かった」と講評。発表者の一人の新力崇弘君は「研究発表は思ったよりもうまくいった。次年度は思い切った課題に挑戦したい」と話していた。(泉)

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