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黒瀬のJA産直市に壁画 にぎわいのきっかけに

  • 2021/04/09

 

 広島国際大芸術部の学生が2月12~13日、東広島市黒瀬町のJA産直市「となりの農家黒瀬店」の壁に絵を描いた。壁画(6×4)は2年生・金澤愛梨彩さん(20)がデザインし7人で完成させた。空と雲、森と大地を幻想的に描き、パステルカラーで仕上げた。
 壁画の制作は、昨年3月に東広島呉自動車道が開通し、国道375号の通行車両が減ったことがきっかけ。同店舗など375号沿いの店舗の客数が伸び悩むようになり、JA広島中央がかつてのにぎわいを取り戻そうと、大学に働きかけていた。壁画を背景に看板を設置したり、小学生の似顔絵展示を行ったりするなど、壁画を生かした企画も視野に入れている。
 芸術部部長の2年生・米田梨緒さん(20)は「地域に貢献できてうれしい」と笑顔だった。(新海)

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